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東京都荒川区
東京都の北東部、隅田川沿いに位置し、現在の隅田川が昭和39年まで荒川と呼ばれていたことが区名の由来となっています。区の木はサクラで、区内には多くのサクラの名所がある他、区の中央部を東西に走る都電荒川線の沿線ではバラによる緑化の取り組みも行われ13,000株が植栽されています。特に三ノ輪橋停留場は、見事なバラが咲き揃う都電停留場として「関東の駅100選」にも選ばれました。
古くから交通の要衝であった荒川区は、多くの史跡や文化財が存在し下町としての特色を強く残す一方で、大規模な再開発や公園の整備が進められ、ファミリー層を中心とした人口の流入が街の活性化を促しています。また、日本経済新聞社などが平成20年に実施した「行政サービス調査」では、教育分野:全国1位、子育て環境分野:全国2位という評価を受け、全国トップレベルの区政を誇ります。
区の中心部を成す京成線エリア~日暮里・町屋
西日暮里は山手台地が迫り、江戸時代には「日暮しの里」「道灌山」と呼ばれ、古刹には「月見寺」「雪見寺」「花見寺」と名が付けられる程の風光明媚な場所でした。その後、高橋是清などにより屈指の進学校である開成学園が開校されています。また、日暮里駅の南口には約1kmに渡って日暮里繊維街が軒を連ね、服飾・繊維製品に関するあらゆるものを取り扱っています。駅周辺は再開発により都会的な景観ですが、寺社や旧跡も多くさらに谷中銀座商店街なども賑わい、昔ながらの街並みがすぐそこにある新しくて懐かしいエリアです。
町屋駅は京成本線・都電荒川線・東京メトロ千代田線が乗り入れ都心へのアクセスが良好です。駅周辺には、地域コミュニティの拠点としてムーブ町屋、町屋文化センターがあり、多くの飲食店や日用雑貨店が立ち並び賑わっています。さらに三河島駅の周辺は韓国雑貨や焼き肉店が数多くあります。
都内最大級の再開発で変貌する~南千住
南千住駅にはJR常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレスが乗り入れ、周辺は大規模な再開発により変貌を遂げました。複合商業施設や超高層マンションが立ち並び、都心へのアクセスが魅力の市街地として注目を集めています。駅東口は再開発が完了し、東京都の震災対策条例に基づく広域避難場所に指定されるなど災害に強い地域となっています。現在は駅西口で高層マンションや商業施設の再開発が進められています。また、南千住の界隈はモツ煮込みや「ぼったら」と呼ばれる南千住風もんじゃ焼きでも知られ下町情緒も残しています。
例大祭と隅田川を楽しみ、都電に和む~宮ノ前・尾久
鎌倉時代に尾久の地が鎌倉の鶴岡八幡宮に寄進され、それに由来して現在の都電荒川線宮ノ前に八幡神社が創建された歴史を持つエリアです。八幡神社では毎年8月に例祭がある他、4年毎には神幸祭と呼ばれる大祭が執り行われます。また、宮ノ前・熊野前の周辺には城東地区唯一の救命救急センターを持つ東京女子医科大学東医療センターや首都大学東京の荒川キャンパスが誘致されています。
他に都電荒川線の沿線には、唯一の区営遊園地で利用料の安さと充実した施設で人気の高い荒川遊園があり、隅田川の風情を満喫しながら大人も楽しめます。さらに、都電荒川線荒川車庫前には都電おもいで広場が併設された荒川線唯一の車庫があり、路面電車ファンにはたまらないスポットとなっています。また、日暮里.舎人ライナーの開通により交通至便となった尾久銀座も活気に溢れています。